「朝活」とは、朝早く起きることで得られた時間に自分の好きな活動をすることです。
この記事では、朝活を行う上で必要なこと、王道の朝活にはどんなものがあるのかを紹介します。
朝から活動すると良い事
いつも起きる時間よりも10分早く起きることができれば、どれほど時間に余裕ができるか。
朝、ドタバタ準備して家を出ているアナタなら知っているはず。
この項では、朝のいつもより少しだけ早い時間から活動するとどれだけの良い事があるのか、紹介します。
生活リズムを整える
朝、いつもより早く起きることができれば活動するタイミングも自ずと早くなります。
そして、朝早く起きた分、夜は眠くなるのも早くなることで、自然と「早寝早起き」が習慣化してきます。
習慣化してしまえば、起きたら何をしようか、どこへ出かけようかと自然と前向きな思考になり、生活にハリが生まれます。
時間の有効活用
いつもより早く起きることで得られる最大のメリットが「時間」です。
ここでは、みんながその時間を使ってどんな朝活をしているのか「朝活の王道」3つを紹介します。
勉強
朝活の王道その1は「勉強」です。
特に資格取得のための勉強を行う人が多く、先輩や同期、後輩を出し抜くチャンスです。
他にも、英語やプログラミングの勉強、中には朝活用の勉強会やセミナーに参加する成長意欲の高い人もいます。
運動
朝活の王道その2は「運動」です。
朝にジョギングや散歩(ウォーキング)をしている人を見かけることがあるでしょう。
実はみんな、朝活の真っ最中だったりします。
運動と言っても、競技選手みたいに自分を追い込むような運動は必要ありません。
散歩程度で十分です。
いつもの見慣れた道、普段は行かないような道、偶然見つけたお店。
散歩にはいつもの生活に色づくほど魅力的なものです。
読書
朝活の王道その3は「読書」です。
早朝の静かな時間はゆったりと、そして集中するのにとても適した時間です。
家以外の場所、カフェや公園、車で少し走った静かな駐車場といった場所での読書も気分転換にもなって良いかもしれません。
書籍の種類によって場所を変えるのも、気分のスイッチを切り替えるような感覚で楽しいと感じる人もいるようです。
他にもいろいろ
朝活の王道と呼ばれるものの中には「副業」が入る人もいます。
これは、本業以外でビジネスを持っている人になります。
ブログ、プログラミング、ハンドメイド、イラスト、動画編集などなど。
忙しい社会人はどこで時間を捻出しているか、答えはこの朝活の時間です。
他にも、副業にはしていないけれどイラストを描いたり、楽器を演奏したり、ハンドメイドで雑貨を作ったりと趣味を楽しむ人も多くいます。
自分だけの朝の楽しみを見つけることが、朝の時間を有効化できる第一歩になります。
1日の始まりを好スタート
普段よりも早い時間から活動を始めるため、いつもより時間に余裕が生まれている感覚を実感することができます。
ゆっくりと朝ごはんを食べ、ゆっくりと外出の準備をし、余裕をもって目的地に到着する。
バタバタした日常とは違って、1日の始まりを自分のペースで過ごせるのはとても気分がいいものです。
メンタルの向上
朝活を行うことで、小さな「できた」体験が積み上がっていきます。
早く起きることができた、気になっていた本を読むことができた、時間に追われることなく目的地に着いた。
他の人から見たら、なんてことも無い「できた」体験に映るかもしれません。
それでも、メンタル的にはこの小さな「できた」体験こそがメンタルを向上させることにつながっていきます。
朝活をするために必要な事
「朝活をしたいけど、早起きだけすればいいのだろうか?」と考えている人でも、明日から実践できる朝活に必要な事を紹介します。
早起き
普段よりもまずは5分でも10分でも、早く起きてみることから始めてみましょう。
7時や8時に起床する生活から、突然4時や5時に起きる生活を始めても体がツライだけで次第に心も挫けてしまい、最終的に挫折します。
最初はほんの少しの早く起きることから始め、少しづつ体を慣らして早起きを習慣化していきましょう。
睡眠
睡眠は朝活をする上で最も重要です。
良い睡眠をとるための注意点を紹介します。
生活習慣
昼夜逆転の生活
昼過ぎに起きて明け方まで遊び、朝に寝て昼過ぎに起きる。
こんな生活では朝活どころでは無いうえに、体がまったく休んでいない状態です。
夜には就寝し、朝に起床する。
この流れをしっかり守ることが朝活の第一歩です。
夜更かし
朝活を挫折させてしまう最初の敵、それが「夜更かし」です。
これをしてしまうと翌日の朝、起きるのが辛くなります。
この「ツライ」が重なってくると、朝活が続かなくなる原因になってしまうため、夜更かしはせずに毎晩決まった時間に就寝するようにしましょう。
食事
就寝の3時間前には食事は済ませるようにしましょう。
もしも就寝前に食事をしてしまうと翌朝「体が重い・・・」なんてことになります。
これは体(胃腸)が消化を優先にして動くため、眠りが浅くなることで睡眠の質が下がることが原因です。
睡眠環境
睡眠環境は良い睡眠をとるために必須とも言えます。
良質な睡眠をとるための方法を紹介しますので、可能な範囲で実践してみることをおすすめします。
寝室の室温と湿度
寝室の室温と湿度は睡眠の質を大きく左右します。
13℃~28℃くらいが睡眠には適温だとされています。
ただし、28℃を超えてしまうと睡眠の質が下がってしまうため注意してください。
また、湿度は40%~60%が推奨されています。
光と音
音や光は睡眠の質に影響を及ぼす要因となります。
カーテンを防音性能のあるものにする、窓から離れた位置にベッドを設置するなど、外部の音が入ってこない、聞こえ難い状況を作ることが有効とされています。
本来は暗い部屋が好ましいとされていますが、真っ暗では眠れない人も存在します。
そんな方は間接照明がおすすめです。
壁に向かって光を当てるだけで部屋がほんのりと明るくなるため、睡眠に影響を与えることは少ないでしょう。
寝具
寝られれば何でもいい、と考える方は意外と多くいます。
ただ、以下の点に当てはまる人は「枕」は変えた方がいいかもしれません。
- 枕から落ちている
- 寝違えることが多い
- 首や肩がこる
- 朝、顔が浮腫む
上記にいくつか当てはまる人は恐らく枕が合っていない可能性があります。
マットレスについても「腰がだるい」「腰が痛い」などの症状がある場合はマットレスの硬さが体に合っていない可能性があります。
寝具を扱っているお店によっては、一人一人に合わせた専用の寝具を提供してくれる店舗もあります。
自分の体に合った枕やマットレスは快適な睡眠を得ることができるので、ぜひ試してみてください。
ストレス
強いストレスは睡眠に多大な影響を与えることが知られており、特に不眠症や過眠症といった睡眠障害は多くの日本人が抱える問題です。
そのため、その日のストレスはその日のうちに解消することがとても大切になります。
- お風呂上りにストレッチを行う
- アロマを焚いて、のんびり好きな本を読む
- 瞑想する
- ゆったりとした音楽を流す
ほんの一例ですが、ストレス解消に効果があるとされる方法です。
スポーツが好きな人は体を思いっきり動かすこともストレス発散に効果的かもしれません。
良い睡眠にストレスは大敵ですが、意識しすぎてしまうのもストレスの要因となってしまうので、家に帰った時くらいは嫌なことは一旦忘れて、ゆっくりしませんか?
寝坊してしまった・・・
朝活を始めて数日たった頃にあるのが「寝坊」です。
気持ちを込めていた分、自分への落胆や後悔のようなものが一気に押し寄せてきて落ち込む、そんな気持ちになる人もいるかもしれません。
これにより、朝活を挫折してしまうこともあるかもしれません。
ただ、朝活している人はみんな寝坊を経験しています。
起きたら、予定よりも2時間以上過ぎてた・・・なんてことも全然あります。
そんな日は家でのんびり、ゴロゴロする日にしたって大丈夫です。
大事なのは続けること。
のんびりゴロゴロしつつ、次の朝活の予定を立ててみたりと、楽しく継続できるようにしていきましょう。
まとめ
この記事では、朝活について紹介しました。
朝活には体はもちろん、心も元気に健康になる要素がたくさん詰まっています。
仕事やスポーツで、ライバルと差をつけるチャンスでもあります。
でも、無理はせず体や心が疲れた時は、思い切ってゴロゴロして何もしないことも大事な選択の一つだということを忘れないでください。
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