進学、就職、恋愛、転職、人生はいつも選択の連続です。
ただ、どの選択が正しいのか、それは誰にもわかりません。
「もしかしたらあの時、あの道を選んでいればこうはならなかったんじゃないのか…」
そんな後悔にも似た感情を抱いている人も少なくないかもしれません。
そして、どの選択が正しいのかわからず、立ち止まってしまうこともあるでしょう。
この記事では、自分自身で「選んだ道を正解にしていく」ことの重要性と考え方を紹介します。
「正解」を探すことの難しさ
現代社会は「正解思考」に偏ってしまっています。
SNSを開けば、他人のキラキラした成功談や楽しそうな写真がたくさん目に入ってきます。
「この大学が良い」「この会社が安定している」「この資格を取れば安心」「この方法で上手くいく」
そういったたくさんの言葉に影響され、つい間違えたくないという思考に引きずられてしまい「間違えない選択」をしようとしています。
でも、それは「他人の正解」であって「自分自身の正解」ではありません。
誰かが成功したという、誰かの人生をなぞるように選んだ道はたとえ間違いではなくても自分の心が満たされないこともあります。
それは人が決めた道であって、自分が決めた道では無いからです。
「正解を選ぶ」という考え方を手放す
「正解を見つけよう」と考えると、思考のループに陥ってしまうことがあります。
「決められない」→「もっと調べる」→「情報が多くて決められない」→「そして時間だけが過ぎていく」
このように、選択肢が多すぎて決められなくなる現象を心理学で「選択のパラドックス」と呼びます。
最も恐ろしいのは「失敗したくない」という思考から、挑戦そのものをやめてしまうことです。
自分自身が考え納得のうえでやめるのはいいですが、ただ怖いから、という理由でやめてしまうと必ずと言っていいほど後悔し「あの時に動かなかった自分の選択」を悔いることになります。
では、正解を選ぶという考え方を手放すとはどういったことなのか、それは「間違ってもいいから動く」という姿勢を取り戻すことなのです。
そこで、正解を選ぶという考え方を手放すための3つの考え方を紹介します。
「正解」は他人が決めるものではない
学校のテストや資格試験などには正解が存在しますが、人生における絶対の正解は存在しません。
そして、誰かが決めてくれるものでもありません。
親に言われたから、周りがそうしているから、そういった理由で選択した道は自分の中で必ず違和感を生むことになり、後悔することもあるかもしれません。
まずは「自分が本当に望んでいることは何か」を問い直すことが「他人が決めた正解」を手放す最初の一歩となります。
失敗も「経験の一部」として受け入れる
正解を手放すことは「失敗を許容する」ことだと考えます。
誰にでも思い通りにいかないこと、失敗したと思うことはあります。
それは間違いとして片付けるのではなく「次はどうすればいいのか」「この方法で上手くいかないことがわかった」などと考えることで、その経験は自分の中で大きな知識、財産となります。
「今の自分」にとっての納得感を大切にする
正解を手放すためのコツとして「世間の正しさ」ではなく「自分の中の納得」を基準に選択することです。
これは、周囲からどう見られてるかよりも「自分がどう感じるか」、成功するかどうかよりも「この選択をした自分を誇れるのか」を基準とします。
たとえ結果がうまくいかず、周囲からバカにされるようなことがあっても「あの時の自分がそう選んだ」と自分が納得できる選択は、反省することはあっても後悔することはありません。
「選択した道を正解にしていく」という姿勢
多くの人は「正しい道を選びたい」そう思い生きています。
でも現実には「完全な正解」というものは存在しません。
どんな道も歩き方、見方次第で正解にも、後悔にも変わります。
だからこそ重要なのは「選択した後、どう生きるのか」という姿勢が重要になります。
正解を選ぶのではなく「選んだ道を正解に変えていくことが、結果として満足した人生になる」のではないでしょうか。
「選んだ道を正解にしていく」にはどうすればいい?
どの道を選んでも、人は後悔や迷いを持つことはあります。
ただし「選んだ道を正解にしていく」と思える人は、どんな環境でも自分らしく前に進んで行くことができる人ではないでしょうか。
「選んだ道を正解にする」ために必要な姿勢や考え方を4つ紹介しますので、参考にしてみてください。
迷いを「覚悟」に変える
例えその時はベストだと思う選択をしたとしても、不安や迷いは消えないことがあります。
だからこそ「迷いがあるのは当たり前」と不安に感じている自分を受け入れることが大切です。
進学や転職、恋愛などで決断をした時に「本当にこれで良かったのか?」と考えてしまう瞬間は誰にでもあり、大きな決断になるほどその不安は大きくなります。
そこで「やっぱり…」と逃げるのではなく「この道を選択した自分を信じる」と覚悟を決める。
覚悟とは後悔しない選択ではなく「後悔しても受け入れる力」ではないでしょうか。
目の前のことに「意味」を見つける
選択した道を正解にする人は、与えられた環境を嘆くことはせず「その中でできること」を探します。
つまり「意味づけ力」が選んだ道を正解に変える力となります。
例えば
- 仕事が理想と違っていたらすぐに転職を考えるのではなく「ここでしか学べないことは何があるのか」を探してみる。
- 学校の勉強に興味が持てない場合「この学びをどう追うようし、自分のやりたいことにつなげられるか」を考えてみる。
- 人間関係に悩んだ時「自分が成長できる関わり方」を考え、少しずつ試してみる。
このように、同じ道を歩いても「意味を見つける人」と「不満を探す人」では、最後に見える景色がまったく違ってきます。
小さな成功体験を積み上げる
選んだ道を正解にするには「自信」がとても大切になります。
また、その自信は大きな成果などではなく「日々の小さな達成」から生まれます。
- いつもより5分早く起きることができた。
- 今日も挨拶ができた。
- 自分の意見を1つ伝えられた。
人から見たら「そんなこと」と思うかもしれません。
でも、この小さな小さな積み重ねが「自信」を育ててくれます。
自信とは成功の結果ではなく「小さな挑戦と小さな達成を続ける過程」から生まれるものです。
他人との比較ではなく「過去の自分」と向き合う
どんなに自分が信じた道を選択しても、他人と比べてしまうこともあります。
「あの人の方がうまくいっている…」「自分は遅れている…」
そう感じることは決しておかしいことではありません。
ただ、覚えておいてほしいことは、今歩んでいる道は他の誰とも違う「自分自身専用の道」だということです。
つまり、比較をする対象は他人ではなく「過去の自分」です。
1年前の自分よりも出来るようになったこと、3年前、5年前の自分よりもできるようになったこと。
この視点を持つことが、どんな道でも「自分なりの正解」を見つけることにつながります。
まとめ
この記事では、自分自身で「選んだ道を正解にしていく」ことの重要性と考え方を紹介しました。
人生は選んだ後の「歩み方」で決まります。
どんなに慎重に選び、どんなに情報を集めても実際に動かなければ何も始まることはありません。
今いる場所。
選んだ道。
そこに意味を見い出し、前に進み続けることでその道はいつの間にか「あなただけの正解の道」に変わっているでしょう。
正解は選ぶのではなく、選択し歩き続けた「その先」にあることをいつも頭の片隅においてください。


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